手がかり①で書いた「選書フェア」のラインナップではありませんが
次に巡ってきたのはこちら
『街場の憂国会議~日本はこれからどうなるのか』
2013年12月の特定秘密保護法の成立を「民主主義の危機」
と受け止めた論者たちによる現状分析、とのこと
必ずしも政治学を専門とするひとだけでなく
宗教学から映画 のひとや、哲学のひと、文芸評論家、文筆家・・・
様々な立場・観点からの発論、という点が面白いです
編者・内田樹(たつる)さんによる「まえがき」から早々に面白くガシっと
でも読み進んでいくと・・・
これらの「現状分析」はかなりコワい~~
お化けより人間が一番怖い、とは誰のセリフでしたか・・・
論じられている中身がホラーでもSFでもなく
現実に進行している事態であるということが、非常に怖いです
この夏の納涼にいかが~~
前書きってだいじですね
同じく後書きも (私、後書きから読むこともよくあります)
内田さんのブログ「内田樹の研究室」では
これから出版されるご自身の著書 『憲法の空語を充たすために』の「まえがき」
が紹介されていましたが
コレがまた、おじょーずなんです(。-_-)
今まさに知りたい、ちょうど気になる
痒い所「そこです」感
ほっといてほしい感 ににじり寄る
あそんでぇなぁ~~ \(-_-。)ナデ
内田さんの言葉を借りれば
私も私なりに「風の音」を感じとっているからこそ
これらを読まずにはいられないことになっている様子
不穏な風の音
行く手を覆わんとする闇に
戸惑いざわめいて。。。
でも感知しているのは
「知れ」「学べ」と
豊かなる方向へ招く風の声でもあります
お化けも正体を知ってみれば
案外・・・ ねぇ?