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2014年11月14日金曜日

浜口陽三・南桂子 銅版画展

11.6  十日町市にある 星と森の詩美術館 


6月に黒部市美術館を訪ねた折、このふたりの銅版画家を知り
いつかもっとたくさんの作品を観てみたいと思っていました

その時は 黒部市美術館開館20周年記念の「日本の版画」展 の後期展示中で
私たちは例によって畦地梅太郎さんの作品を目当てに行ったのでしたが
たくさんの作家さんの中で、とりわけ南桂子さんの作品が心をとらえ・・・

モチーフのかわいらしさとは対照的に漂う憂い
限られた色彩をまとう細密な線の、気の遠くなるようなひと掻きひと掻き

吸い寄せられ
動くものでもあるまいに瞬きするのさえ惜しいような

吸い込まれそうになりながら
だいぶ長い間、離れられませんでした

それがまさかこんなに早々と、それも県内で、拝見できるなんて!!


長年連れ添い、80代になって婚姻届を出したという経歴も印象的な
浜口陽三・南桂子 ふたりの銅版画展

星と森の詩美術館 にて11月30日まで開催中です
とりわけ南さんのは実物を、間近で!!



それにしても、午前中の快晴とあいまって
この美術館はとても素敵でした


駐車場から続く彫刻のプロムナードは
さえずりや笑い声やささやきや
奏でられる音色が聴こえてくるような


地元一企業の社会事業の一環としてつくられた美術館であるとのこと


夢 溢れいでよ
夢 はばたけ

そんな感じ

こどもたち おとなたち 全てのいきものたちへの
賛歌


心ゆくまで拝見して出ると
空は一転、雲が広がっていましたが
満喫させていただきました


遠くには白くなりはじめた八海山に駒ケ岳・・・


2014年10月26日日曜日

おひさま日曜市





















4回目の今回も素晴らしい快晴となった日曜日
早くから大賑わいでした


よへいろん さんのレモングラスとミニトマト
ハウスの中でじっくり熟したトマトは今頃が旨味も増して美味しいのだとか
初めてお会いした「よへいろん」さんは、とってもかわいらしい女性でした
こちらのレポート からは彼女の想いや笑顔の奥にある芯が伝わってきます☆ 








石川さんの大根はなんて立派!
葉っぱもイキイキ、とってもきれい☆

他の方のもだけど、石川さんのお野菜は
毎度ほんとにみんな元気!

作っているひとと、似るのかな??






最初のおひさま日曜市の時、
石川さんのお野菜たちを見て、自然農法なのになんてきれい!と驚いて
自然農法の作物に対するイメージがガラっと変わりました

農薬を使わなかったら、葉っぱなんて虫に食われるのが当たり前と思っていた
「虫がついているのが安全で美味しい証し」と言われれば、そうだねと思っていた
かつてプランターで何やら育てた時はアブラムシやどんこ病に完敗した
安全でありながらきれいさを求めるなんて、消費者のエゴだな~ と思いつつ
「無農薬栽培」をうたった春菊に小さな虫がい~っぱいついていたりしたら・・・
生食しないとはいえやっぱり大変~(>_<)

でも、自然農法で栽培されたおひさま日曜市のお野菜たちは、
なんかみんなハリッハリしていてきれい

そう言うと、石川さんは、なんででしょうね~^ー^ て笑うのだけど

化学肥料を使うと、余った栄養が虫を呼んでしまうこともあるかもしれない、とか
強く育てれば、虫に負けないみたいです、とか
この大根は皮が辛いので、苦手だったら少し厚めに皮をむいてください
とか教えてくださる
外皮を辛くすることで実を守っているんでしょうかねえ^ー^
て微笑む

すごいな~~~

厚めにむいた皮は、きんぴらにします♪

農園八兵衛の塩原さんについては、私はもうすっかりファン
このひとが並べているお野菜は、とりあえず食べておきたい
今回の一番のお目当ては里芋
前回いただいた里芋が美味しくて、余所で買わずに待っていました

皆さんそうだけど、スーパーなどでは見かけない在来品種の野菜がいろいろあって
この夏、塩原さんに教えていただいて感動したのは薩摩白長なすと越後白なす
とろりとした実質が美味しくて
「オリーブオイルで焼いて塩で」と教えていただいた食べ方はほんとに最高☆
さやあかねというじゃがいもも美味しかった!









森の土さんのルバーブも前回に続いてのリピート
「ジャム、いい感じに出来ました」と伝えると、「自分もルバーブジャムが好きで、栽培するようになりました^ー^」とご主人
売れるから、というより自分が食べたいから、ってのがね、イイな~☆

夏のオクラも美味しかった~~


そして、会場でひときわ強いインパクトを受けるのがお米農家の上野さん


















お米を量りながら、次々にいろんな人に挨拶しながら、上野さんはおっしゃる
自然農法のお米は通常栽培のお米とはまるっきり違うんです、と
ゆっくり育つので収穫時期も随分遅いのだと
人間の都合で早々と育たせるなんてことはできないのだと

お米を並べているもうおひと方・原野さんは、新潟市内のご実家の田んぼに自分用の自然農法栽培区画をつくって県外から通っているという、これまたスゴイひとで、ご両親の旧来のやり方と自分のチャレンジを上手に織り交ぜて(そういうのも、すごく大事なことだと思います) 自然農法の米作りそのものを楽しんでおられるご様子

年齢的にも自然農法の上でも大先輩らしき上野さんと並んで日曜市に立つ原野さんは、上野さんのアピール術を学ばせてもらってますと言いながら、上野さんがお客さんと話す間のサポートをしているという・・・ その関係は実に微笑ましいです


自然農法って・・・

ひとが育つ ってことでもあるのかな

種を次いでいくことなのだけど
受け継がれるのは、種だけではない、ですね?


私もいろんなひとから、
教わったり、その実りをいただいたり、考えたり、感じたりして
ヒントをもらって、チカラを貸してもらいながら、
ゆっくりとだけど、育ち、育てられているのかな。。。


見守ってもらいながら土中の成分やお日様を自分のチカラで栄養に換えて
じっくり育ったお米
なのですね

前回は庭野さんのをいただいたので、今回は上野さんの
コシヒカリとササニシキの玄米を食べ比べ

しあわせだなあ。。。


初回7月の日曜市の記事はコチラ→
8月・9月のは… アップしてないね~(/_;)








9月の八兵衛さんの野菜たち
どれも味に力があるのだよねぇ。。。





同じく9月、ひかり畑さんで初めて教えてもらった
断面が四角いシカクマメ
ゴーヤと同じく、沖縄の品種だけど
近頃は気候の変化で新潟でもよく成るのだとか

断面は羽ばたく鳥みたいでもあり
英語では「ウイング・ビーンズ」(翼豆)と
呼ばれているのですって♪


楽しいイベントも冬季はお休み
今年は来月30日でおしまいです

2014年8月7日木曜日

おひさま日曜市



こんなにすがすがしくうつくしいのは


相模半白きゅうり ですって☆
(石川徹さん作)

7月27日(日)に開催された
第一回 「おひさま日曜市」 で出会った古来種の野菜のひとつ


イベントの主旨は「概要」に綴られた、主催者である マリールゥ さんの
ひかえめ~にしたためた中からも伝わってくる熱い想いをお読みいただくとして

とても面白かったです
昨年10月に鶴岡の「アル・ケッチァーノ」を訪ねて以来、
気になっていたこのテーマ

その時のレポート、アップしそびれていました 
今頃ですがふたつアップしました
アル・ケッチァーノのこと→ 
奥田シェフの本のこと→  


今回集まっておられたのは、りんごの自然栽培で有名な木村秋則さんにならって
木村農法」を実践しているという新潟市近郊の農家さんたち
初めて目にする野菜、教えていただくこと、がたくさんでした

見慣れない聞き慣れない、様々な品種の野菜たちのイキイキとしたうつくしさと
農家さんたちの、それぞれの情熱や想いが伝わってくるお話と笑顔が
印象的でした



晴れ晴れとしたこの当日、唯一の不甲斐なきは己れの体調
熱を出す直前だったもので、その日の後半になるにつれ
しゃべっていても話を聞いていても、頭の回転の遅さと口の中の渇きで
何がなにやら(*_*; になっていくのでしたが・・・
  
富田貴史さんのトークライブ 「まちなかで紡ぐ、手仕事、養生、種」
を聞けたのもよかったです
朦朧としながらも一生懸命集中しました (内容についてはまた改めて)

大切な要素 (自分にとって)
「なんかたのしかった~」というだけでは終わらせない核芯、みたいなものは
掴んでこれたと思います 

またひとつ「はじまり」をいただきました


帰宅直後から熱を出しながらも気がかりだったのはコチラ
樹上完熟の藤五郎梅  ( ひかり畑さん 作)
ん~~~ かわいいっっ
このコたちをおいて倒れるわけにはいきません
翌日、薬で熱が治まっている間に半分をジャムにしました
残り半分はシロップ用に洗ってひとまず冷凍


月に一度の開催
並ぶ野菜たちの顔ぶれが
季節とともにどんなふうに変わっていくか
自分自身もどんなふうに変わっていくのか
楽しみです


2014年6月4日水曜日

「洲之内徹と現代画廊」展


今年の1月から開催をこころ待ちにしていたこの展覧会も
はや会期末
新潟市立美術館にて8日までです


メインの展示だけでかなり見応えがあり
コレクション展は後日改めて出直しました


最終週末、行かれる方はどうぞお時間たっぷりと

できればこちらもセットでオススメです↓


展示内容にも大満足でしたが
初夏の風が抜ける館内は
庭の鳥たちのさえずりも気持ちよく
ゆったりと、初夏のしつらいも楽しめます


砂丘館」は新潟市所有の旧日本銀行新潟支店長役宅で
指定管理者である 新潟絵屋さん はじめ
会員とサポーター・ボランティアの方々で運営・支えられている
「芸術・文化施設」とのこと
入館無料ですがカンパ箱があります

ニイガタの、芸術や文化の根付き方、守り方・・・
いえ、楽しみ方、活用の仕方、ですね
その担い手がいる、ということ・・・
スゴイな~。。。


砂丘館はこの「どっぺり坂」を登ったところです
新潟には坂や、小路や、面白い建物がたくさんあります


坂の上からは街が見下ろせますが
すぐそばにC領事館があるので
ここらで写真を撮っているとやんわりと声をかけられます

ある時も、はるか向こうに雪の飯豊山~五頭連峰がきれいに見えて
なんとかカメラにおさめたい、と角度や位置を試行錯誤しておりましたら
「何か?」と声をかけられました(*_*; 

警備の立ち位置からは基本、動かないというその方は
その日の素晴らしい景色を全くご存知無かったご様子
お務めご苦労さまです


私は、じっとしておくオシゴト
む~り~~ (-_-)

2014年4月26日土曜日

28日(月)までです

八代淳子 漆芸展 
画廊イタリア軒にて (ホテルイタリア軒地下1階)

会期末です
連休に入り新潟に来られていたら是非


錫を用いる技法で一見、金属質に見えますが
やわらかくあたたかくもあるのです

木地から手掛けるというのは厳しい仕事だと思うのですが
「木」の気配が大切にされているのを感じる手仕事からは
使う時の喜びを含んだ
造る愉しさのようなものも伝わってくるようでした


長岡のギャラリー「栗本」さんの出張展示
ゆっくりと見せていただいた後のオーナーさんの解説がとてもよかったです

モノ単体についてでなく、作者とその想いを伝えたい、とおっしゃっていたように
まさに、作者の八代さんとは会ってないのに、出逢えた感

***

観る者にとって、ギャラリーは作品を通しての作家との出会いの場ですが
同時に、画廊主との出会いの場でもあるのですね

画廊に限らず、飲食店でも、どんな場でも同じこと

主催者が表に出ない、来客者と絡まない、直接主張しない
というスタンスもアリで、それでも成り立ち賑わう空間もあるけれど

会話が生み出すもの、対話から伝わるもの
主が醸し出す匙加減・・・

そういうのが、やっぱり、好きだなあ



2014年3月23日日曜日

梅佳代展




3. 23


43


5?
GO?



はじまりはじまり


梅佳代ちゃん
写真集『うめめ』で衝(笑)撃を受けて以来気になる方ですが、なんたって『じいちゃんさま』が好きです。数年前に金沢を訪ねた折、通りがかったビルのギャラリーで偶然にも『じいちゃんさま』の写真展が開かれていて、泣き笑いしながらじっくり観覧した後の会場では梅佳代ちゃんのサイン会開催中。嗚呼あの方が・・・とお姿を視野に入れながらも、なんでかなぁ… にわかに人見知り(/_;) 気恥かしさでサインをもらわなかったことを、後々まで後悔していました。
次回そういう機会があったら今度は絶対ミーハーになってやるぅ!と思いながら、誰だったらサインがほしいくらい、お話しして握手してほしいくらい、好きかなぁ・・・? なんて、すぐには思い浮かばないのだけれど、咄嗟の時にはバシッ!と後悔しなくていい行動ができるようでありたいと、強く思った出来事でした。

今回の写真展でも「じいちゃんさま」コーナーがあり・・・ クスリ、にやり、ぷぷぷ。。。
あぁ… でも、ばあちゃん様は。。。 ほろり・・・
でも新たな命も育っているんだね。。。 じんわり・・・

「写真に撮っていればじいちゃんは死なない気がして」撮り始めたという彼女の言葉が、過去形になってるのを読みました。もういつ死んでもいいと思っている、と。もちろん死んだらいやだけど、と。
多分それが生きているということだから・・・ と知ったこの数年の日々だったのでしょうか。

奇想天外な彼女のことなので、凡人が思うようなこんな風に思ったわけでもないと思うけれど、若かったから撮れたものとか、その時その時の彼女だから撮れたものがあるという、その遍歴を感じた写真展でした。



誰もがきっとそう
その時その時だから見えるもの、わかることがある
今はわからないことがいっぱいあっても
今しかわからないことをしっかり感じとっておけば、いいかな
と思えたりもしました


2013年10月6日日曜日

一箱古本市・沼垂テラス

 
6月に学校町通でも開催された一箱古本市
この度は沼垂地域で開催されました
 
 
この日はこの花の香りをかぎに出かけたようなもの
数日前からそこここで香り出していた金木犀

くんくん・・・深呼吸~ くんくん・・・深呼吸~・・・

絶好の自転車日和
香りにつられて気ままに寄り道廻り道
 
 
沼垂をここまで奥に来るのは初めてでしたが
面白いエリアでした
古い小屋が立ち並んでいるのを活用しての開催?


ブースが並んでいた裏はこんな感じ
ひと頃は大きくにぎわっていたのでしょうか
 
 
 
素敵なお店もありました
日頃はどんな感じなのでしょう
 
 
町や地域、ストリートを面や線で使ったこういうイベントは面白いですね
こんな地域だったのか~ と
イベントをきっかけに知れたりして
 
平常時はどんな感じなのかまた訪ねてみたい
そう思ってもらえたら目的のひとつは達成というもの
 
 
いい出会いもありました
 
久々にキーーターーーー☆ 
(アノ顔文字を思い浮かべてください)
ビビビです☆☆☆
 
何にビビビなのか言葉にできた時のうれしさったら
 
好きなものを好きと気づく
ただそれだけのことなのですけれど 

まだしばらく ほくほくと

あたためておきます

 

2013年9月29日日曜日

「露ノコロ」

 
新発田は国指定名勝の「清水園」にて開催されたイベント
 
 
実は初・新発田
カーナビ&市街地地図無しにどうかしら?と思いましたが
 
そうだ、案ずることなかれ
もともと旅人だったぢゃん☆
 
このところ、「のほほん」と連れて行ってもらうばかりで
かつてはどこでもバイクでひとりで行っていたことを忘れていました
 
 
思えば先日胎内市へ行き来した時のあの道です
乗せてもらって通るのと自分で運転して行くのとは違うので
バイパスの乗り降りと市街地への曲がりポイントだけはしっかり予習
 
見覚えのある景色をたどって
どきどきしてたら

意外にあっけなく
予定より早々と着いてしまいました
 
まだ、つい、中越や上越からの距離で考えてしまうのですが
新潟-新発田、ビックリな近さです
 
 
お庭も愛でつつ
今回の案内を送って下さった モノツクリ金造Φさん と1年ぶりの再会をしたり
もうおひとかた、大好きな作家さんにご挨拶したり
会場をひととおり満喫した後は
それぞれから教えてもらった新発田の街なかのポイントへ
 
 
今回はこちらのマップがとてもよくって
迷わず目的地を廻ることができました
 
イベントパンフレットの中面マップは
街なかへも足を運んでもらいたい、ということで今回作成されたのだとか
 
日曜なので、「この日はお休み」とかまでちゃんと書かれているあたりも
素晴らしい☆☆☆
 
町の中を川が流れていて、アーケードの商店街と路地があり
老舗のお店と若い人が起業したお店が入り混じって・・・
お城、お屋敷、とくれば職人の手仕事、和菓子、お寺にお庭・・・
 ん~ わくわく・・・
 
あと必要なのはアレですよアレ
 
 
今回立ち寄れたギャラリーや、お店の方々は
いずこも気持ちのいい親切さとウェルカム感☆☆☆
 
町の魅力はそこが一番大切かと
 
すごいな新発田
また来たい!と思いました
 
 
 
 
信者でなくとも祈りを献げたくなります


風に揺れていたピンク色のハクチョウソウ(白蝶草)
青田川でも、今年も咲いているかな・・・
 
土手の野放し花壇のあの花たちを愛でてくれた
あの方、あの方・・・ 思いだします
 
ちょっと黄昏れられるのもひとりならでは
 
カラリとした秋晴れのもと
新発田ひとり旅
満喫しました 
 
 今日の日に感謝