その年配のご夫婦とは同じ頃に駐車場に着いて
私たちが先に登り始めました
途中で休憩していると奥様の方が先に登ってこられて
ちょっと立ち話
山慣れしておられて、70代後半かなと思われましたが
汗かかず息も切らさず、健脚でいらっしゃることが伝わってきます
山頂でひと息ついた頃にまた奥様先の到着で
ひとしきりの立ち話
後からの連れ合い様を心配しつつも
それぞれのペースで登っておられるご様子にまた
山のひとであることを感じました
聞くとはなしに語ってくださったことによると
ご主人はご病気をされて、薬のこともあって登りがきついのだと
「今日は暑いしひとりで登ろうと思ったのだけど、一緒に行くと言ってね・・・」
「お弁当も私が持つと言ったんだけど、自分が担ぐと言って・・・」
そうこうしている間に連れ合い様が到着されて、私たちもホッ
湯を沸かすコンロなどを取りだされたので
もう本当に山好きさんのご夫婦なのだなぁと
これまでいろんな山に登ってこられたのだろうなぁ・・・などと思ったら
こうして同じ小屋に居ることが、なんだかほわっとうれしかったりして
先に下りて見晴らしベンチに居ると
今度はおふたり揃って下りてこられて、よかったよかった
無事の下山を労い合った後
車のところで帰り仕度をしていた奥様が再び私たちの方へ
手には爪楊枝に刺した
皮をむいた真っ赤なグレープフルーツ!
ひんやりとして美味しかった~~~☆
車でしっかり保冷してあったようで
こういうのを下山時のおやつに用意して来るってことが
くぅ~~~~ かっこいい!さすがです!見習います!
そしてまたおっしゃることには・・・
「主人の病気のことを言ったけど、私もね、脳梗塞をしたの・・・」
「こんなふうにしゃべれるまで、やっとなってね・・・」
そうでしたか・・・
今日は、お二人の復活の登山だったのですね。。。
こうしてまた二人で登れるようになったことが
どれだけうれしいことか
見ず知らずの居合わせただけの私たちに
聞かれなくても話さずにはいられなかった気持ちが
すごーーーーーくすごーーーーく伝わってきて。。。
よかった! ほんとによかった!!
晴れ晴れとした空を見上げ
とーさんかーさんが
また秋も次の春も
一緒に登れますようにと、手を振ったのでした
この日の米山で一番うれしかったのは
このご夫婦と出会えたこと
花木にも詳しそうだったお二人
何度も登っているというこのお山で
ぎゅっの樹には気づいているかな・・・
またどこかでお会いできたら聞いてみたいこと
それにしてもやはり下りてくると湿度があります
汗でベタベタ
西日にがんがん照らされながら
それ行け!今日のお湯は
長峰温泉ゆったりの郷
(道の駅よしかわ杜氏の郷の向かいにあります
至福~
と、この日は余裕を見せていましたが
翌日からはなかなかの筋肉痛でした(-_-)あれ?
今回は暑いのでサポートタイツを履かずにトライしてみたところ
登りより下山に苦労するのはいつものことでしたが
サポーターをはいてないと、腿筋が無いので
脚が着地するまでぷるぷるとぶれるのですね
それでいつもより筋肉負担も大きくなって
山的に軽かったワリには初期の頃みたいな筋肉痛に・・・
ということは、いつもはサポーターで甘やかし過ぎている??
筋肉向上のためには、そろっと
軽めの山ではサポーター無しで登ってみるのもいいのかな