人によって立ち止まるポイントや手に取るものが、自分とは随分違って
先日は両親とぷらぷら、いつもの市場にも行きましたところ、前に一緒に行った友人ともまた違う所で立ち止まる母、そして父
私などはしょっちゅう来ているというのに、初めて会話を交わすお店屋さんや、初めて目にする品物がまだまだあって面白かったです
露天の漬物屋さんとは、特にいい出会いでした
近年は自宅の庭の梅で梅干しも作る父が、屋台に並んでいた梅干しの塩分濃度を尋ねたところ、店主のおじさんはパックに表示してあることを示したのち、それらについてのこだわりを語ってくれました
塩分濃度、品種、産地、重量は漬け汁を含まない実質重量・・・ そして「この辺りの出店で、そういうのをちゃんと書いて売っているのはウチとこくらいでないかな」 とも
確かに、余所はだいたい農家の人が野菜の隣りに並べていて 「ウチの梅でいつものように漬けたやつ」 くらいのラフな感じ
それでも「入っているのは塩のみ」と聞ければ十分で、馴染みのついでに食べてみようかと思うのですが
「じゅんかん米」をいただいた時に思ったのは、こういうこと
ことによっては、どちらでもいい、とおおらかに済ませられる自由さを持ちつつ
一方では、キチンとこだわっているひとの話を聞いて、その意味にハッとする
値段が少々高いことの理由を理解し、そこに含まれる価値を評価する
ということが、できているか自分、 そういうこと
家のが無くなりそうだとかで、父は藤五郎梅の梅干しをひとパック、買い求めていました
私も、次回はこのおじさんのところに買いに来よう
帰り際、父が店主のおじさんに
「(外仕事で)寒いでしょうけれどがんばってやっていてください。また来ますから」
と声を掛けましたので
娘 「お互いにね ^ー^」
ふたりのお歳に大差はなさそうです。
梅干し父さんズ、元気度、張り合っていてください
寄り道の締めくくりはこちら
ジャスミンティーがあれば・・・ と母が言うので
中国茶を買うならココ、と自信を持ってお勧めできる台湾出身の方のお店へ
台湾のご実家やご親戚の茶畑の茶葉がメインだとか
丁寧に説明してもらって、3人それぞれに欲しいものと出会えました私は久しぶりの訪問だったけれど、店主の方が変わらずやっぱり素敵で、心もほかほか
手荷物も増え、たっぷりと長い散歩でしたが、キレイさんに笑顔で見送ってもらって
なんだかみんな、足取り軽い帰路だったね *^-^*
母が何年も前の退職祝いにもらったというシンビジウム
今年はまたたくさん花をつけたというので、ひと枝持って来てくれました
いい日でした
また行こうね~
また行こうね~