2014年4月27日日曜日

30日(水)までです

前に書いた長野の珈琲日和さんの営業もいよいよ30日までとのこと
訪問記はあちらのブログにアップしました

この日は道中も素晴らしく・・・


 先週は残雪で覆われていた場所もすっかり溶けて


出てる出てる やわらかなふきのとう


晴ればれと 妙高山



扉を開けばミラクル


焙煎機も手放してしまわれるとのことで 最後のお豆
マンデリンからいただいています
美味しーーーー☆☆☆


やみつきの味、ニネッタ・スティック
開封すると一気に食べてしまうこと必至なので
大袋に加えて小袋もひとつ


にいなさんが是非寄って行ってと教えてくれた小布施橋下の
鯉のぼり泳ぐ桜林と菜の花畑


桜もまだまだ満開でした



夕暮れに惜しみつつも


悔いなし



【後日追記】
お客様からのアンコール?にお応えして
連休も営業延長されたようですね^-^

お疲れ様でした!

2014年4月26日土曜日

28日(月)までです

八代淳子 漆芸展 
画廊イタリア軒にて (ホテルイタリア軒地下1階)

会期末です
連休に入り新潟に来られていたら是非


錫を用いる技法で一見、金属質に見えますが
やわらかくあたたかくもあるのです

木地から手掛けるというのは厳しい仕事だと思うのですが
「木」の気配が大切にされているのを感じる手仕事からは
使う時の喜びを含んだ
造る愉しさのようなものも伝わってくるようでした


長岡のギャラリー「栗本」さんの出張展示
ゆっくりと見せていただいた後のオーナーさんの解説がとてもよかったです

モノ単体についてでなく、作者とその想いを伝えたい、とおっしゃっていたように
まさに、作者の八代さんとは会ってないのに、出逢えた感

***

観る者にとって、ギャラリーは作品を通しての作家との出会いの場ですが
同時に、画廊主との出会いの場でもあるのですね

画廊に限らず、飲食店でも、どんな場でも同じこと

主催者が表に出ない、来客者と絡まない、直接主張しない
というスタンスもアリで、それでも成り立ち賑わう空間もあるけれど

会話が生み出すもの、対話から伝わるもの
主が醸し出す匙加減・・・

そういうのが、やっぱり、好きだなあ



2014年4月18日金曜日

キンクロハジロ

この冬は2回、阿賀野市水原の瓢湖(ひょうこ)を訪ねました
そこはラムサール条約登録の湿地であり、白鳥の飛来地としても有名な水鳥たちの聖地
大半の白鳥たちが田んぼへ餌取りに出かけている昼間は、ほとんど「カモ湖」か?というくらい、多くの鴨たちで賑わう水辺
遊歩道には飛来する鳥たちの名前がイラスト入りで紹介されています





そんなわけで私、鴨を少々見分けられるようになりまして ^-^v
見分けられるようになった名前を書きだしてみると・・・ 今のところ7種類
(まずは実際に近くで見られた種だけを覚えるので精一杯(-_-)

マガモ、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモ、そしてキンクロハジロ
(メスはだいたい似たような茶色なので、カラフルなオスと「つがい」でいてくれないとわかりません

山の頂や樹木草花もですが、出かけた先、見かけた時に、名前がわかるとうれしいもの



先日書いた ふきのとう採り の時に連れて行ってもらった先の遊水池には一対の鴨がいて、私達の気配で可能な限りの遠くへ移動してしまったのですが・・・ 肉眼ではよく見えなかったので、可能な限りのズームでイチパチ

ふふふ^-^ わかります?  私、わかりますぅ ♪

肉眼でも、雄は白と黒だな、とは思ったのです
だとすれば、アレはアノ鴨・・・

でも眩しい日の光の中、黒い部分が緑や紫にも見えたので、違う鴨かもしれないナ… とも思って、調べてみましたら・・・ 素敵な野鳥観察サイトがありました

識別ポイントや習性がわかりやすく紹介されていて、まさに緑と紫に見える画像も!
なるほど、翼鏡と呼ばれる金属光沢のある羽がきらめいて見えたのですね

スゴイな~ キンクロハジロに間違いなし☆
目がなかなか凶暴… いえ、野生な感じがするあたりも…
瓢湖でもそうでした。間違いなし!

双眼鏡も欲しくなっちゃうな ^-^
 

 瓢湖の鴨のことはまた改めて
だってねスゴイんです・・・
白鳥だけが注目されがちですけれども

見てほし~~~



2014年4月17日木曜日

アフター・ザ・シネマ

「夢は牛のお医者さん」を観た後
相方が、ランチにどう? と言って向かった先は・・・


ビーフステーキのお店とか・・・

豚肉料理?のお店とか・・・

別に感傷的になってというわけでなく、それらはネタとして?
結局のところ「お肉」じゃないお店に行ったのですけれど・・・


道すがら 「こんなマークさえも牛かそれとも豚かに見えるね」 と相方


決してそういうお店じゃないと思うんですけどね^-^:
まず食べ物屋さんじゃないし


初めて行ったお店では残念ながら久々に大きくハズし
牛にしておくべきだったね^^: と二人で苦笑することになるのですが

アフターのカプチーノは普通に美味しく
ミルクに牛を感じながら、映画の余韻を堪能させてもらいました


丑 丑 丑 丑 丑


次はこの映画を観たいんですって


web201414seiniku


これも結構な「現場」の話だと思うのですけれど
「肉が食べたくなった」という感想が一番多いのだとか

一生懸命生きた命を「肉」にしたからには
ありがたくいただく、そしてしっかり生きる、ということですね!

かつて、映画「いのちの食べ方」を観た後にしっかりとステーキを食べに行った
という、上越の肉好き映画好きのあの方、のことを思い出しつつ

次のランチは決まりでしょうか。。。


シネ・ウインドにて4月19日~5月9日上映予定です


2014年4月16日水曜日

映画「夢は牛のお医者さん」


観てきました! よかった~☆☆☆

新潟・市民映画館シネ・ウインド」では18日(金)までの上映ですが
大好評につき、7月19日からの再上映が決定しているとのこと
今回観られなかった方は是非!

 

ポスターの絵がいいな~ と思ったら
この右上の写真を描いたものなのですね☆

シネウインドのブログによれば、ポスタービジュアルの原画は
週刊新潮の表紙絵を現在まで16年担当している成瀬政博さんとのこと
そっか~ プロか~ さすがの素敵さ!

全く余談ですが、前に「ほぼ日」手帳のキャッチコピー募集の時に
プロアマ問いませんが、プロはやっぱり負けてほしくない、というかプロのシゴトを見せてくれ
的なコメントがあったのを思い出しました
こういうこと、ですね


映画化へのいきさつやあらすじは、発端となる取材をした地元のテレビ新潟をはじめ、県内外のテレビで紹介されていてかなり話題になっていたようなのですが、どうしたことか私はその情報に触れる機会がなくノーマーク… だったところに上越の映画好きの知人(がたくさんいるのですが)の中のおひとりからお勧めメールをいただき… 検索してみたのですが、実は最初はあまりピンとこず… 
その後、牛好きのねーさん が書いた鑑賞感動ブログを読んでまたちょっと関心は増したものの、家畜どころかペットさえも身近にいない環境で育った私にとっては、ちょっと距離を感じる内容かしら…? とか  

ねーさんが終始涙したと言う泣きポイントについても、「食べる動物とのお別れ」くらいしか想像つかず… けれど更に数日後、まさにその映画の舞台となった集落に生まれ育ち今も住んでいる友人と、牛好きねーさん共々逢う機会があり、当然この映画の話題になり… 結果、私の中では友人が暮らしている集落の物語、という点が一番の「観ねば!」モチベーションになって後押ししてくれて…


よかったんです~~~


ただ、小さい子どもさんや、これから人生の選択をしていく若い人たちは特にたくさん感じることがあるだろうな~ と思いましたが、私にとっては何がそんなによかったのかというと、なぜだか咄嗟には言葉になりません

安直な情操教育というのでもないし、単なる夢実現物語でもないと思います
経済動物の命の扱われ方や、獣医師になるための勉強過程における実験動物にまつわるシビアな現実などにも触れられていて、考えさせられるけれども、それはメインテーマではない

…これがドキュメンタリーの力というものでしょうか
泣いたり笑ったりしながらひたむきに、努力を重ねて生きている姿というのは、皆輝いていて、愛おしく… 決意を持ってその姿にカメラを向けている人たちの思いが、より強い何かを投げかけてくる… 
(時田監督は、当時報道記者として取材で訪れて、子どもたちのファンになった、とおっしゃっていますが、ワンシーンワンシーンから、見守り、応援する気持ちが伝わってくるようでした

26年という取材の歳月をかけた、リアルなきらめきに触れさせてもらったこと、その主人公・知美さんの夢が今は叶って現実になっていて、なお進行形であることに、すがすがしい「よかった」を感じたのは間違いありません

なんたって被写体がいい☆
子どもの頃の知美さんはとーってもかわいかったし、高校時代に早くもおとなびて見えた彼女は、社会人になってますます輝くいい目をしていて… とても素敵でした☆


観たからといって、何を学ばなきゃいけない、ってものでも
自分も何かをがんばらなくちゃいけない、ってものでもないと思います
  実際はかなりパワーをもらうと思いますけれど

  私は、あんなに頑張って受験勉強しなかったな(/_;)ゴメンナサイ(>_<)という反省が大きかったですが
  そのことの居心地の悪さがあるわけでもなく… とにかく主人公である知美さんの努力に脱帽!で…

いろんな理屈を超えた気持ちよさがある、いい映画でした




ちなみに泣きポイントですが
私も上映早々から目頭と鼻を押さえることとなりました
あ~ ねーさん、こういうことですか~(>_<) と…
子どもと動物、それも別れを知っている… はズルイ!(>_<)
と思うのですが、それだけではないのですよね!

もう、存在が!
集落の、家族の、子どもたちの、動物の、四季のうつろいの、成長の…
それだけで尊く
眩しく感じられて、泣かされるって、あり??

後半、この方が岡本さんちのおじいちゃん!
私もねーさんから牛乳をわけてもらったことある~~☆ とテンション上がりつつ
そのエピソードに、こういう方だったんだ… と知ることができたのもうれしかったこと

友人が暮らす、雪深い莇平(あざみひら)の集落の美しさと自然の厳しさも
とても印象的なものでした


2014年4月14日月曜日

ふきのとう採り

この春の密かな目標のひとつは
丸山とーさんに、ふきのとう採りに行ってもらうことでした


上越で店を営んでいた日々、丸山さんは四季折々、山菜、自家栽野菜、茗荷等々、届けてくださいましたが、とりわけ春のふきのとうは特筆すべき絶品でした
雪消えに合わせて山から随時採ってきて下さるふきのとうは、アクが少なく、柔らかで、やさしい香り
それをたっぷりと刻んで入れたふきのとうのスパゲティーは、いつしか春の名物になりました
まだ雪が降る2月も早々から、常連の知人たちに 「アレ、まだかしら、早く食べたいわ~」と待ち望まれたその味は、ひとえに丸山さんのふきのとうあってのものでした


店を営んでいた時は、定休日の半日は休養、山へ行くことなどには到底腰が上がらず、一緒に採りに行くことを叶えられず・・・ というのが大きな心残りでした
けれど今、住まいは離れたものの、時間は作れるものね!
脚力も、収穫しながらの丸山さんについていけるくらいには、ついたと思います!
ということで今回の山行き


しあわせでした~~~
山の空気は気持ちよくて、残雪は眩しくて
雪解けの流れる音、鳥たちのさえずり・・・


第一次収穫
道具が大事


林の中ではなく、開けた明るいところに群生します


丸山さんがいつも行く中の2か所に連れて行ってもらったのですが、こういう所から、こんなふうにして採ってきてくれてたんだ~。。。 と思いながら、深呼吸しながら
今、一緒に摘んでいられること、つまり、二人とも元気であることが、しみじみとうれしく


間に合った感


上越での日々
私を娘のごとく見守り、手を貸し続けてくれた方
感謝し尽くせません



半日、山を満喫し、午後は採ってきたふきのとうを、会える方々におすそわけしがてら、昨日に引き続き、おしゃべり第二弾*^-^*

野菜にしろ釣り魚にしろ、世には、自家消費より配る方が好き、という奇特な方(いい意味です!)が多々おられますが、今日はちょっとわかりました
喜んでくれるのがうれしいのと、自分で採ってきたの~♪ という満足感

山のものなら山の
川のものなら川の
畑なら畑の・・・ そこで過ごした気持ちよさが、分けてくださる味の中に、あるのですね

自家栽培の野菜などをたくさんいただくと、嬉しさと同時に、端正こめて労をかけて作ったものをスミマセン(/_;) といった恐縮する気持ちもあったのですが、作る喜びとか、収穫の満足感とか・・・ 見テ見テ美味しそうなウチのコたち~♪ というのも含め^m^ 出来上がりをいただくだけの側にはわからない喜びが、想像する以上にあったのですね


私が調理していたことと同じだったのかも・・・ と今になって思いました

仕込みの大変さは、特に後半はもう身に余るものでしたけれど、ひと品ひと品に気持ちと手を掛けることのできる満足感・・・ 営業中はもちろんだけど、ひとりで仕込む時間も好き、店に居ること自体が好き、というのは最後の最後までありました

(疲労感がすっかり癒されて、ちょっと美化されているかしら?^-^:


この日は夕日もとってもきれいで


空には満月


春の日の二日間、大満喫で充電完了! 
さ~ 私はまた今の私の目標に向かって、がんばりますよ~^-^/☆


2014年4月13日日曜日

花より団子より…

・・・おしゃべり、なのであります

花があれば一層華やぐし
食べるものが美味しいに越したことはないのですけど

一番の望みは、なんといっても、花より団子より
気のおけない友人たちとの再会やおしゃべり、なのです



大満喫した春の日のアルバム


上越への道中、米山があまりにきれいだったので刈羽パーキングでひと休み

長岡方面から西山を越えたこの辺りの直線から見る白い米山は
本当に神々しくて、瞬きもしたくない美しさ
昨年はあそこにも登ったので、親しみを込めて、ヨネヤマさ~ん☆ 


順調に着いた上越も快晴
友人が貸してくれた自転車で、集合時間までひとり散策


お気に入りの壁も健在


苔むしたような緑色が好き


商店街のイベント会場に居る知人たちを訪ねたのちに、向かうはもちろん


青田川からの~ 妙高山!

~~~ きれい~~~
この景色が一番すき
青田川の桜越しに眺める残雪の妙高山


土手には変わらず春の花たち
風の町では出会うことのない、このやわらかな緑たちは
雪の冬を耐えたご褒美


ここが、ホームなんだなあ…
7年半を過ごしたこの、妙高山が見える青田川べりが
雁木の街並み以上に、私にとってのふるさとだったのだと、改めて…


な~んて思っていたら、集合時間!

最後に、高田の町を流れるもう一本の川、儀妙川の桜を、と通ったら… 
わぁ☆ またまた思いもよらない再会が!
会えるね会えるね p^-^q うれしいなぁ☆
会いたいひとは多すぎて、一日で訪ねきれるものではありませんが
こうして約束しなくてもバッタリ会えるのがね!
また感動ひとしおです





郵便局の交差点
いつも横断歩道を渡るから、そういえば歩道橋は登ったことがなかった
上からは桜越しに頚城の山々!
こんなふうに見えるなんて知らなかった~


ちょうど時代行列が帰ってくるのに遭遇
今年、高田は開府400年だとか
当時のお殿さまや町民に扮した御一行の中に知人たちを見つけて手を振る
いつもながら、たのしんでいらっしゃるなぁ☆


いい日だ


刻一刻がうつくしくて



目が離せない


いつものチヂミを食べて、初めての猿回しを観て
今年の花見もクライマックス


友人たちと別れる頃にはとっぷりと月夜


昨春の花見は高速バスで、久々(といっても4カ月ぶりくらい?)
の再会はあっという間で、半泣きになりながら見送られたっけ・・・

でも風の町のバス停には思いがけず相方が待っててくれて・・・
うれしかったなあ・・・

あれから一年

たくましさと機動性を増しまして ^m^ 今春はスペシャルプランを決行です

明日もう一度、来るのであります
ついにふきのとう、なのであります☆