2013年1月31日木曜日

初めての五泉

 
快晴の休日
 

街を抜けると空は広がり
山がぐんぐん近づいてきます

まだどれがなんという山なのか
知らないのですけれど
 
 
山の恵みをいただいて
水と土壌が豊かな五泉は
いいお野菜ができるのですって
 
街道筋の商店街は多種多様な商店が軒を連ね
いい町ですね
この町がふるさとだという知人を思い出し
心の中でつぶやいてみたりして
 
 
 
 
ランチのお店も大満足
 
地元野菜を使ったお料理は
どれもちょっとした目新しさが織り交ぜられて
リーズナブルでありながら非日常的
 
盛り付けがきれいで美味しいのはもちろん
なんたって
スタッフさんたちの感じがよかったな

素の朗らかさのウェルカムで
のびやかに、楽しそうに、真剣に
 
これとっても大事
 
快晴で気分がよかっただけでなく
気持ちのいいサービスをいただいから
晴ればれ感がより一層、増したのではないかなと
 
こんなお店が近くにあったらうれしいだろな

 
一日の終わり
 
 メロス殿は走ってくれましたが
日没には間に合わず

でもいいの
久々の海
 
春の日のように穏やかな海
 

2013年1月24日木曜日

有元利夫展②


欠けているということで 欠ける前より
より強く在るというようなこと

そんな言葉が掲げられていて
何度も反芻しては 繰り返し 衝撃を感じていました





















ざっくりと欠け落ちて
埋めようのない穴にとらわれていた日々には
そんなふうに思えたことは一度もありませんでした

けれど 欠けていたからこそ
差しのべられた手や 降りそそがれた光があり
私はそれらによって相当 補完されていた

そのことをおもいました


うつくしい世界でした

この青を胸にいだいていこう・・・
いとおしく すがすがしい青に おもいました

彼の描く人々は
とりたてて愉快そうな顔もしていないのですが
絶望もしておらず

静かに昂揚し
至福に満ちて
その時の中にあるように見えます

さりげなく 
なにものかを育みながら

物語は これからはじまるのだと

あるいは
すでにはじまっているのだと


2013年1月23日水曜日

有元利夫展


年明け一番に楽しみにしていたのは
新潟市美術館での有元利夫展
  

開催早々の混雑が落ち着く頃合いを待っていたら
よく晴れた平日の休日がやってきました
 
 
最高
 
 
  
タイミングや 巡り合わせや
今日の空や
隣りにいるひとに
感謝度マックスの日
 
 
奏でられる音色に耳を澄まします
 
静かに 
華やかに
 
紡がれていく物語