2013年5月22日水曜日

村松白山①上り

今年3つ目のお山は村松白山
越後白山あるいは薬師嶽とも呼ばれる
五泉市に合併した村松にある霊峰・白山(1012m)です
 
 
↑ 前回登った大蔵山方面 
                      白山はこっち ↑  かな

快晴だけど春霞で、もんやりとした空
 
 
駐車場に車を置いて、樹齢300年を超える巨木もあるという杉並木を抜け
曹洞宗の古刹・慈光寺さんの山門にご挨拶
 
鳥のさえずりをききながら川に沿って歩きます
足元にはシャガや小さな草花たち
高いところからは藤の花が迎えてくれてうきうき

 
(くっきりとした花画像はいずれも相方撮影)
 
 尾根線登山口1合目の立て札まではなだらかですが
そこから3合目までがとにかく急登と聞いていたので覚悟を決めて登りました

きつかったです

気温も高めだったのでしっかりと水分を取りながら
休み休み
 
それでも前回の大蔵山の登りよりは脚を運べたような
木の根がいい具合に階段になってくれているのもありがたかったです
 
川の音が遠ざかり樹木の植生も変化して
ぐんぐんと高度が上がっていくのがわかります
中腹からは一段と、まだまだ春の山でした
 
 
やわらかな新緑がとにかくうつくしくて
この春はもう終わったかなと思っていた花たちにも
高度が上がるにつれて続々と会えました
 
ミツバツツジ               オオカメノキ
タムシバ             キジムシロ? 
イワカガミ               イワウチワ

 イワカガミは淡いピンクから濃いピンクまでいろいろあるのですね
(葉っぱが大きく花色も濃いのはオオイワカガミ、と後で知りました)
とにかくかわいくて
7合目あたりからにわかにバテ出しましたが
よいしょっと登る目の高さに咲いていたりするので
うわぁ、うわぁ、といちいち感動しては疲れを吹き飛ばしつつ
道のふちがピンクに彩られていて
こんなにかわいい山道は無いなあ・・・と思いながら
励まされるようにして登りました
 
 
8合目からはしばし残雪の上を歩きます
越後平野はかすんでいますが いいんです
今回は下界より足元の花、見上げる木立
 
 
 
最後は ショウジョウバカマ・ロードを抜けると
 
 
避難小屋があって、その左奥にチラリと (行く日が来るのか来ないのか) 粟ケ岳
 
 
この鐘を鳴らせば
 
 
山頂~☆

疲れました~ 大汗かきました~~ 
雪のない端っこにシートを広げてお弁当~
 
 
食後は恒例のコーヒータイム
ミールさんのくまちゃんクッキー
こうしてお山で食べたかったの
 
 
眩しくてきれいでぽかぽかと気持ちよくて
ついついのんびりくつろいでしまいます
 
が、登ったら降りねばならぬのです
こんなに登っちゃって・・・
降りれるのかしら・・・私のお膝様
 
お弁当を食べて軽くなったはずのリュックが
なんだかちっともそうは感じられない下山始めでした
 
(②に続く) 
 

***

私にとっては異例とも思える(どころか史上かつてない)ペースでの山行きですが
春山のうつくしさや展望のよさを知ってしまうと、緑が濃くなり藪が勢いを増す前に
今のうちにせっせと行っておかねば!という気になるのです

冬場も雪山に向かう相方殿に、なぜゆえに?(-"-)?と思っていましたが
多少なりとも残雪の山を歩いてみると・・・
見晴らしがよく、うつくしくて、これは真っ白い時にも来たいかも!と思います

(もちろん私は100%の晴れ日を選びたいです
(殿は休日に行くしかないので何が降っていても登ります
 
草花や新緑、遠くの雪山の景色を堪能しながら早く脚を鍛えて
夏にはもうちょっと高いところまで登れるようになっておかないとね
低山では夏は暑いのだって
蛭だの虻だのうやうやだって

ひぃ~~~(>_<)