2014年7月1日火曜日

よくわからないこと⑥国会

笑ってはいられないのはコチラ
7月1日 集団的自衛権の行使容認が閣議決定されました


例によって首相は会見の中で「日本は民主主義の国ですから」と言うのですが
こんなやり方で、この国を民主主義だとか、立憲主義だとか
言えるのかな?

それを踏みにじるやり方をしていながら
民主主義という言葉を楯のように使うのは本当にやめていただきたい

自民・高村副総裁は、閣議決定したところで我々は何もできない、
法整備は国会で議論し決定するのだ、と言います

国民の代表である国会が決めるのだから
民主主義にのっとったやり方であると言いたいのでしょうけれど

はーーーーん

誰も責任を取る気、無いんだな
と思いました
何があっても国民のせい

そして、いかにも開かれた場で決めるのだからと言いながら
わずか3割の支持でありながら改選議席の過半数の議席を取れる仕組みの中で
国会は自民・公明党が圧倒的多数を占めていることを思えば
「やりたい放題」の条件を確保しているからこその詭弁だと思えます


そして、その国会の議論というのがまた・・・
私にはよくわからない=信頼を感じられないのです

あそこで繰り広げられるのは、説明や理解というより数の理論、
一票を投じた国民に対してではなく所属政党に対しての忠誠を示す場、
であるように思えてなりません

先日の都議会でのセクハラ・やじ問題をめぐっては
発言の内容よりも、同じ議場にいた自民党議員たちの対応に憤りを感じました

自民内部調査で全員が「自分には聞こえなかった」と答える、って・・・
ありえないです(-"-)
寝てたんか! って話でしょ
もしかして塩村議員の質問も聞いてなかったとか?
だったらシゴトしてないやん? って話で
いずれにしても都民に責任を持つ議員としてありえないです

責任をうやむやにしたままで終わらせるという、その自浄機能のなさは、
数年前の新潟県議会の自民党議員の対応を思い起こさせます
刈羽原発の稼働に関する県民投票を巡ってのアンケートが県議全員に対して行われた際
自民党議員は「国策が決めることだから」という理由で誰一人として県民からの問いである
アンケートに答えなかった

責任の放棄に党内一致で足並みをそろえる、そういう党なんだ
と思われてもやむを得ないこれらの対応は
国会議員も、そうなんでしょ?
と思ってしまうよね


一体、議員はどっちを向いて政治をしているんだろう
アザラシはこちらが気になる様子(-_-。)

自分のポストを守るために、自由な発言を自粛していては
議論は深まりようがない

それを全部、国民のせいにされたら
たまりません・・・


よっ


今の与党に一票を投じたひとたちにとって
その党の決定は、自分が託したものと一致しているのかな

投じたものが活かされないひとたちは
どんなキモチで政治を見ているのかな


田原総一郎さんたちは
政策NPO「万年野党」という活動を始めたのですって↓
田原総一郎 公式ブログ

国会議員の活動実績を検証し
ちゃんと仕事をしているかを明らかにすることで
民主主義の質を高めるきっかけにしたいという
その活動に「わくわくしている」80歳☆

・・・すいません

水族館でわくわくしてしまう43歳(。-_-)