2013年9月18日水曜日

山海塾「TOBARI」

 
「クラッ」といえば
このところの一番はダントツでこちら
 
 
山海塾の7月の公演 「TOBARI」 です
 
そうれはもう素晴らしく
ブラボーーーー!!! と鳴りやまない拍手・・・
私もあんなに力いっぱい手をたたき続けたのは初めてのことでした
言葉にならない嘆息と共にクラックラでした
 
 
未知の世界に向かう

 
胸の高鳴り
 
 
神々の戯れに遭遇の余韻
ただ月と闇の美しさの中で酔う
 
***
 
山海塾そのものや公演内容については、
私などにはとうてい解説不能で、実際に舞台を観てもらうほかないのですが
せめて自分の感動くらいは言葉にしたいと思ったものの、なかなか消化できず
この感動は感動として受け止めるほかないのかと
あの時の心模様を言語化するのを半ばあきらめていました
 
それが思いがけず 佐藤雅彦さんの『考えの整頓』 で理解できました
 
あのクラクラするような歓喜の根底には、
自分の中の既存の枠組みを大きく越えたところに行けた、というよろこび、
その心地よさ、があったということ
 
もともとコンテンポラリー・ダンスや舞踏などに興味があったわけではなく
むしろよくわからないものと思っていたのですが
今回は妙に気になったのです
ちょっと観てみたい、と思ったのです
わからないけれど、これは好きかも!?という直感・・・
 
直感は大事ですね
結果、新たな世界と新たな自分に出逢えた、そのよろこびたるや・・・
 
私は、舞台の上で繰り広げられている事象への感動とはまた別に
「理解する」とか「思考」の範疇でなくその前でただ心を浸す、ということがわかったような
未知なる次元への扉がひとつ開かれた、
その衝撃を味わい、感動していたものと思われます
 
***
 
いくつになっても自分の枠は更新し広げていけるのですね
「未知のこと」は無限にあるとしても
その中で「好きなもの」というのが、まだまだ新たに増え得るのだ、と思ったら、
うれしいなぁ・・・
 
大事なのは直感のとおりに踏み出せるかどうか
今回は「気になるなら行くべし」と知人にも背中を押してもらいましたが
そういうことでいーんです
 
感謝
 


余談

山海塾については相方の方が何年も前から
機会あらば観たいと思っていたそうですが
当日はお仕事につき・・・(/_;)
それでも快く送り出してくれるとこが、えらいな~

代わりに家で一部「再現」してさしあげたのですが・・・
・・・コントにしかなりませんでした(-"-)

翌日、余韻さめやらぬまま
あの関節やわらかに地を這う動きのイメージで
床拭き掃除をいたしましたら
・・・脚の付け根がピキッとなってしばらく動けませんでした
(-"-)チーン

おいそれと神々には近づけません