2014年5月15日木曜日

よくわからないこと①

文章にするほどにはよく理解できていなくて、書けずにいたのです

自分の中では明確に「NO」なのですが、それをどう伝えたらいいのか
「GO」である人たちの言い分をどう理解し、どう自分の言葉にしたらいいのか・・・

国民にとって極めて重要なことなのにね
集団的自衛権と憲法解釈

よくわからないのもあたりまえ、な側面もありました
よくわからないようにして、うやむやのままに進めたいのだものね

でもここにきてようやく議論が表て立ってきて
テレビで石破自民幹事長なども発言するようになり
お陰でようやく、パカッと見えました☆


15日に安部首相が私的諮問機関「安保法制懇」(略)の報告書を受けて行った会見の内容は、極めて気持ちの悪いものでした 
(赤ちゃんを抱いた母親らしき人物が中心に大写しになったパネルを用いた、アレですね

世論の中でも流動的かつ感情的に動かせそうな層を意識したものなのでしょうか?
会見中に何度も繰り返し述べられたあの理屈、あれはまさにテロリストと同じ、母子&状況的弱者を人質にした理論、 本懐を遂げるための詭弁であると思えてなりませんでした

「助けに行く」とか「見捨てる」とか・・・
その後「人情論を持ちだしてきた」と評されていますが、そうだよね~
あんなことを言われたら多くの心やさしい国民は「NO」とは言えなくなるよね~

政治にそういう感情論を持ち出すセンスが、どうにも気持ち悪いです


土曜のテレビ番組での石破氏の答弁は、そんな安部氏よりはるかに率直でした 

「助ける」とか「助けに行く」の内容が「武力で」ということであること

お金を出したり後方支援というのでは「同盟国」に納得してもらえてない、と
「では戦死した兵士の命をお金で買えるか」と問われたというエピソードを出しておられたということは、つまりは日本も命(主には自衛隊員の)を差し出すしかない、と
それでこそ対等で、武力的に「大きな国」の「覇権」に屈しなくてもよい強い国になれる
のだそうで・・・

やっぱり私的にはすっかりまったく「NO」ですわ~


「母子救出」の例え話自体は現実にそぐわない(おまけに本当に狙っていることはそれではない)と言われているので、その土俵に上がっての反論をする必要は無いと思いますが

石破氏は日曜の討論番組で、日本人を救出してくれている国が攻撃を受けても日本は何もできないので他の国に助けてもらうしかない、それをどう思うのですか?と問いかけてもいたので・・・

「何もできない」はつまり、日本は貴方の国を攻撃することもいたしませんよ、ということですよね? そのことの価値こそアピールすべきで、仮に民間人が理不尽にも紛争に巻き込まれた時(情勢を見てもっと早く退避しておくことが原則として)、それが個別的自衛権で対応できない時には、国策として軍隊を持つ国に手助けをお願いしたらいいと思うけどな~・・・ 
というのが一有権者として思うことです


明らかになったのは、行使を認めようとしている「集団的自衛権」が、他国間で軍事的衝突があった時、それが日本の安全をも脅かすと判断した時に武力で加勢することを可能にするのであるならば、それはどう言おうとも(どんなに正義を振りかざそうとも)つまりは戦争に赴くことを可能にするということ

それをできるようにするか否かと問われれば
私はどんな正義の名によっても、殺したり殺されたり、したくないし
自衛隊の人を、時の政権の都合で決まる誰かの正義のために
殺したり殺されたりする場に送りたくない

そして日本国憲法はそれを認めていないと思います
国際紛争の解決のための一切の武力行使を放棄すると宣言している
現・日本国憲法を遵守したいです


と言うために、久々に 日本国憲法 を読んでみました^-^:

安部氏も「積極的」に「平和」に貢献したいのでしょうけれど
そのやり方は、憲法前文の精神と、なーーーんか違うと思うナ!
ま、憲法が情勢に合わなくなったと考える人だから、違ってて当然か

私は「日本国憲法」むしろ新しい!
今の世にこそ!
と思うけどナ☆




政治のことも経済のことも、難しいですね(>_<)
世論調査でも一番多いのは「よくわからない」

でも、わからないままにしておいてはマズイ!というところまで
いよいよ来ているということはわかるので

「よくわからない」から脱するためにも、思うことを
「よくわからないこと」のカテゴリーで書いていこうと思います

わからないなりに「ほお」と思った記事は
自分の参考のためにリンクします

もちろんそれが全てではないと思うし
別の理論・正論もあると思うので
読んで憤っちゃったひとはごめんなさいね


いろんな考えが自由に発信できる国がいいなぁ
オープンな対話を怠らない国がいいなぁ