2013年10月15日火曜日

『くまモンの秘密』


前に 米山の余談 で くまモン のことを書いた後
改めて気にしていたら、すっかりくましくなってしまいました
おっと失礼、くまモン語が出てしまいました

くましくはこちらを↓
 
 
今やビジネス誌でも特集されているのを毎月のように見かけますが
こちらは誕生から今に至るまでの、くまモン産みの親、育ての親たちのお話で
これまでの経緯もわかりやすく、実に興味深いものでした
 
ワタクシも、くまモンをただの黒いくまキャラとして愛でているだけではないのですよ(。-_-)
くまモンが背負っているもの、込められているものにこそ興味があるのです
(「熊本サプライズ」ですね)
 
これが企業ではなく自治体発信であるというところに意味があります
つまり予算は税金であり、目的は(くまモンの場合)熊本県民の利益です
想いの心髄、発想の原点は、学ぶところがとても多く
チームくまモンが大切にしているものは実に共感できるものでした
 
先に紹介した佐藤雅彦さんの『考えの整頓』と並行して読んでいたので
「仕掛け」というものについて考える上でも実によかったです
 
くまモンは、もともとは九州新幹線の全線開業に際して
大阪~鹿児島間で素通りされないために、熊本県の魅力を発信するために、
というところから始まった「熊本サプライズ戦略」の中の副産物とのこと
 
「素通り」・・・ どこかで聞いた話です
北陸新幹線開業にあたっての上越市の懸念です
その払拭のために、何をしたのか?してるのか?上越市は、新潟県は

実に考えさせられます
ニイガタの弱い部分、不得手部分がよーくわかります
(同じく 自分についてもね)
 
費用対効果を最大限にする努力がなされているか? とか
地元の観光アピールの仕方や、
その看板役として生まれたキャラクターたちの活用のされ方を
問いかけずにはいられません 
 
でも逆に、ニイガタらしさ、ニイガタならではの得意なこと、良さってなんだろう
とも考えます
 
最近は、これまで以上に、どこへいっても何を見聞きしても、
ニイガタではどうか、ニイガタには何があるか、そんなことを考えます
他県を見ながら、県内のいい所(魅力)探しをしつつ
自分には何ができるか考えます
 
当面すべきは、ニイガタの素敵なこと(ひと・場所・風土)をもっと知ること、好きになること
まだまだ知らないことがたくさんです
 
 
くまモンがただのゆるキャラじゃないこともよーくわかり
私はファンごころを正しましたよ
 
 
えへ
 
まっ黒い身体におてもやんの赤いぽっぺとちょびっとの白
猫目の「サプライズ顔」ということも相まって
最初は子どもたちに恐がられたとか
(そこが甘すぎなくていーんですけどね)
 
文中ではいろんな点で「浦安の黒いねずみさん」がお手本であったと
学ぶべきこと、通ずるものがある、という話も出てきましたが
外見的にはあのねずみさんよりむしろコチラのねこですね
 
 
衣装ケースにしまい込んでいた黒猫・ジジを取り出しましたら
あら、3色使いとお目目がくまモンと一緒
悪者じゃぁないとわかればまっ黒でも愛されること間違いなしの完成形
 差し色の赤がポイントです
ちなみに
くまモンのマスコットはまだかわいいやつを見たことがないです
どう見ても別熊
顔(表情)と体型の再現が難しいのでしょうか
現地、熊本にはいるのかなぁ・・・
いえ、買いませんけどね
我が家にジジがいるのも若気の至りですよ(。-_-)
 
ついでにジジの画像を検索したら・・・ あら、このコもいろいろなのですね
うちのコが一番かわいい (。-_-)  ←あほ
 
  
例の米山余談を書いた後、近くのスーパーで、「くまモン焼きそば」が「商品入れ替えの為  値引き」
となっているのに気付いてあわててひと袋買いました
熊本産トマトの効いたソースも麺もとても美味しかったです 
 
熊本はトマトの生産量日本一ですって! (ほんと、いろいろと詳しくなりました
熊本の市外局番も知っています。
なぜならくまモンのユニフォームの背番号だから(-_-。096
 
あの焼きそばは、あのスーパーで唯一のくまモンアイテムだったのですけれど、後日、撤収されていました
前から並んでいた旭山動物園の袋ラーメン2種は未だに並んでいます
 
これはくまモンブームの衰退というより、ターゲットとしてココらは含まれていないというあらわれでしょうか
これからは海外進出を狙っているというチームくまモン
北日本への浸透もそこそこに海を渡って行っちゃうわけですが
遠いこの地にも、いつか大阪から新幹線で熊本へ! と熱き思いを抱く者を確かに一人、誕生させましたよ
 
・・・と書き終わるつもりだったのですが!!
 
先日、山形県へ行ったのですけれど、なんと鶴岡にはくまモンがいっぱい!!
うーむ(-"-)
これは新潟の交流性を考えてみねばですか・・・
と思っていたら、次に読んだ本で、鶴岡と熊本のつながりも知ることとなりました
これ、また書きます
やはり素晴らしい仕掛け人がいるのですね
市場としてのターゲット云々というより、コチラの引き寄せ力、つながろうとする力の
方向性の問題なのだと思いました