2013年10月8日火曜日

鶴岡・酒田③アル・ケッチァーノ

鶴岡・酒田①旅計画で書いたように
今回 「アル・ケッチァーノ」 に行けてうれしい♪ というのにはいろいろ理由がありました













まずは、そのオーナーシェフが「地場イタリアン」の先駆者であり、「地産地消」の牽引者であり、お店では庄内地方の在来野菜を用いた、素材を活かしたお料理が食べられる「らしい」ということ

もともとは山形出身の知人から数年前に教えてもらったお店で、あつみかぶらの漬物のお土産とともに「行く機会があれば是非」とご推奨されたので、「行ってきましたよ♪」 と、久しぶりの便りをしたかったり

素材を活かす塩を使い分け、できる限り調味を抑えて・・・ などと聞くにつけ、シェフがこれぞ!と目指す塩気、歯ごたえ、香り等々を実際に食べてみたいなと思ったり・・・











更に、このタイミングだからこそ行っておきたかった大きな理由は、この夏どこへ行こうかというプランニングの直前、開催日としてはこの旅行の直後に開かれる「新潟の地場産食材を使った料理&ワインの食事会」なるものに行くことが決まったこと

(招待券プレゼントに応募したら、当たっちゃたのです☆
(そんなの人生初めてです。 日頃はそういうものに応募しないのですが 
(今回はこれまでにない情熱を込めて応募しました

それはぜひとも、地場産食材版 「庄内vs越後」がしたい♪ と

もちろん、イタリアンとフレンチ、通常のランチと100人規模のイベントの料理となれば、予算も条件も違うので、一概に比べられないのは承知の上で、それぞれの料理に込められているであろうメッセージを、感じたいなと

なんともいい流れで、ちょっと無いような機会がやって来たのでした


ランチは、「ある日」のほんの断片の「庄内」で
シェフの料理の真髄は夜メニューのこちらに込められているのでしょうか
イラストとコメントを眺めているだけで
わくわくします

いただいたランチでは、遠慮して写真を取らなかった1枚目のお皿に一番感動しました
イワナのスモークのミルフィーユ仕立て、
ハーブと岩塩添え
・・・みたいなメニュー^-^: 名前違っていると思います(謝)
塩気はどれも思ったより (このくらいは効かせてもよいのね、と安心するくらいに) 効かせてありました
塩はやっぱりスゴイもの
味を引き出す、引き立てる、素材を活かす 「調理」 というものを感じました


 



お店で思うこともいろいろありましたが
吸収したいことはむしろこちらの著書に集約されていました
お店のHPに書かれていることくらいしか知らずに訪ね
旅後にシェフの著書を読んで、改めて大きく激しく感嘆





事前知識が少なかったのは、むしろよかったかもしれません
先にこんなスゴさを知って食べたら・・・
「目が曇る」的に、私の舌は必要以上に贔屓したことでしょう

奥田シェフが取り組んでこられたのは、
私が思う「地産地消」をはるかに超えたアクションでした
「アル・ケッチァーノ」はその挑戦の、ほんの目に見える一端にすぎないのかも
と思えるくらい、彼がしていること、目指しているものはもっと大きいのではないかと
思いました


山形から帰宅してつけたテレビに
奥田政行シェフが登場していたのにはビックリでした!

パスタをゆでる時の塩使いについて紹介されていて
そのゆで方のパスタをまさに今日!食べたんだ~♪

と思ったらやっぱりちょっとうれしかったです(。-_-)
ミーハー